ProScan Security シリーズ 管理ツール / アップデートサーバ
機能概要
ProScan管理ツール(PSMT)は管理サーバにインストールし、複数のサーバにインストールしたProScanアンチウイルスを一括管理するツールです。
Webサーバ上で動作するCGIプログラムと、各管理対象サーバのエージェントと通信するマネージャから構成されています。
CGIプログラムは管理者とのUIとして機能し、CGIは管理者の指示に従いマネージャを介して各ProScanサーバのエージェントと通信を行います。
PSMTは管理対象サーバの状態を表示し、管理対象サーバに対して以下の様な操作を行います。
- ライセンス管理
- 更新ファイルの反映(アップデートサーバ機能)
- スキャンの実行指示、スケジュール設定
- 設定ファイルの反映
- ロールバック
管理対象製品
- ProScan enterprise for IBM Z
- ProScan for IBM Power Systems (AIX)
- ProScan for IBM Power Systems (Linux)
- ProScan IA Linux EP
ハードウェア要件(推奨サーバスペック)
CPUコア数:2コア以上
メモリ:8GB以上
HDD:10GB以上の空きスペース(PSMTの使用量)
※OSやApache等のソフトウェアの容量は除く
ソフトウエア要件(OS対応)
PSMTは以下のサーバ上で動作します。(仮想環境でも動作します。)
- 各種Linux(アーキテクチャとしてx86_64、s390x、ppc64leのみに対応)
- AIX7
ミドルウェアとして以下のものが必要です。
- Webサーバ(Apache2.4を推奨:Apache以外の場合にはインストールスクリプトでのインストールはできません。)
- Perl5.8以降
- PerlモジュールのCGI.pm
- wget
- GNU tar
機能概要
ProScan UpdateManager (PUM) は、アップデートサーバ構築用のプログラムで、複数のサーバにインストールしたProScanアンチウイルス向けのアップデートデータをローカルサーバ上で提供するためのシステムです。
ProScanは通常、モジュール・エンジン・ウイルス定義ファイルのアップデートをインターネット経由で実施しますが、インターネットに直接アクセスできないProScanシステムを構築している場合のために、個別の環境で同じようにアップデートの仕組みを提供することが可能です。
尚、ProScan管理ツール(PSMT)には本ツールの機能が含まれています。
アップデート配布対象製品
- ProScan enterprise for IBM Z
- ProScan for IBM Power Systems (AIX)
- ProScan for IBM Power Systems (Linux)
- ProScan IA Linux EP
ハードウェア要件(推奨サーバスペック)
CPUコア数:2コア以上
メモリ:8GB以上
HDD:10GB以上の空きスペース(PUMの使用量)
※OSやApache等のソフトウェアの容量は除く
ソフトウエア要件(OS対応)
PUMは以下のサーバ上で動作します。(仮想環境でも動作します。)
- 各種UNIX(アーキテクチャには依存しませんが、AIX環境では手動でのセットアップが必要となります。)
ミドルウェアとして以下のものが必要です。
- Webサーバ(Apache2.4を推奨:Apache以外の場合にはインストールスクリプトでのインストールはできません。)
- Perl5.8以降
- wget
機能概要
Windowsサーバをアップデートサーバとして利用するためのプログラムです。ProScan UpdateManager (PUM) と同等の機能を提供します。
アップデート配布対象製品
- ProScan enterprise for IBM Z
- ProScan for IBM Power Systems (AIX)
- ProScan for IBM Power Systems (Linux)
- ProScan IA Linux EP
ソフトウエア要件(OS対応)
- OS:Windows Server 2016/2019/2022の日本語版各エディション(Server Coreのみでの利用は想定していません)
- .NET Framework 4.5以上のランタイム導入が必要
- IIS/Apache for Windows等のHTTPサービスソフトウェア