ProScan製品の新バージョンリリース
下記3製品の新バージョン(6.0.6.9)をリリースいたしました。
- ProScan for IBM Power systems(AIX)
 - ProScan for IBM Power systems(Linux)
 - ProScan for IA Linux EP
 
今回の主な修正点は以下の通りです。
- ClamAVエンジンのバージョン0.101.5の採用
 - ArchiveBlockEncrypted廃止に伴いAlertEncryptedに変更
 - スキャンの除外時のメッセージをdirectory,symlinkがわかるように変更
 - ディレクトリは除外ファイルとしてカウントしないように変更
 - スキャン結果通知の処理を指定するSendMailConditionの追加
 - clamd停止時の自動起動を選択可能となるように修正
 - configファイル設定パラメータの末尾の空白を無視するように修正
 - アップデート時にclamdプロセスが起動していないにも関わらず、PIDファイルが残っている場合にそのPIDに対してUSR2シグナルを送信してしまう可能性がある問題を修正
 
なお、本バージョンよりサポートするOSが以下のようになりましたのでご注意ください。
AIX版:AIX7.1および7.2(TLは最新版のみ)
Power Linux版:RHEL7以上(アーキテクチャはppc64leのみ)※他のOSについてはお問い合わせください
IA Linux版:RHEL7以上(アーキテクチャはx86_64のみ)※他のOSについてはお問い合わせください
現在ご利用中のバージョンからのアップグレードも可能となっております。以下手順に従い、アップグレードを実施してください。(自動アップグレードにつきましては後日実施予定となっており、別途ご案内致します。)
【手動アップグレード手順】
- パッケージをダウンロードします。
 - パッケージを展開したディレクトリへ移動し以下コマンドを実行します。
 - ./auto_install.sh upgrade
 - “upgrade successful”と表示されればアップグレードは成功です。
 - ”upgrade failed”となった場合には、アップグレードに失敗しましたので、弊社までログファイル(同じディレクトリにできるupgrade.log)をお送りください。なお、アップグレードに失敗した場合には、元の環境のままとなっております。
 
現状お使いのバージョンは2021年6月30日までがサポート期限となりますので、それまでにアップグレードの実施をお願い申し上げます。
以上ですが、ご不明な点がございましたら弊社テクニカルサポート(support@promark-inc.com)までお問合せください。

