ProScan製品の自動アップグレードについて

今回行うProScan製品の自動アップグレードについてご案内いたします。9月15日に第一弾として下記製品の自動アップグレードを実施いたします。

  • ProScan for IBM Power systems(AIX)
  • ProScan for IBM Power systems(Linux)
  • ProScan for IA Linux EP

自動アップデートを行うには以下の設定が行われている必要がございますのでご確認ください。

ProScan設定ファイル(/etc/opt/proscan/proscan.conf)の[updater.options]セクションにあるReloadApplicationパラメータが"yes"となっていることをご確認ください。この設定が"no"となっている場合には自動アップグレードが実施されません。

アップグレードパッケージは9月15日午前10時に配布する予定です。それ以降の通常のVDFアップデートにおいて自動アップグレードが実施されます。

ProScan管理ツールを利用してアップデートを実施しているお客様は、管理ツール用の資材提供がございますので、弊社までお問い合わせください。

既にバージョン6.0.6.9をお使いのお客様は、自動アップグレード処理はスキップされますので、何もする必要はございません。

アップグレード用のプログラムは一度ダウンロードしますと、変更がない限りダウンロードされません。ダウンロードした時点でReloadApplication=yesとなっていなかった場合には、後で設定変更しても実行されませんのでご注意ください。その場合は手動で実行して頂く必要がございます。また、アップグレードが必要な場合にはアップグレード中に新しいパッケージをダウンロードしますので、アップデート処理時間が増加いたします。また、スキャン処理中の場合にはエンジンの再起動が実施されてしまいますので、アップデート時間帯でのスキャンは行わないようにお願い致します。

なお、アップグレード用のパッケージは200MBほどのサイズがごさいます。アップグレード中はこれらのファイルを一時的に展開し倍の400MBほどの容量を必要とします。/usrディレクトリに500MBほどの空き容量が必要となりますので、ご注意ください。

アップグレードに失敗した場合には元の環境のままとなりますのでスキャン等に影響はございません。失敗原因を調査いたしますので弊社テクニカルサポートまでお問い合わせください。